瑩山禅師の生涯と思想―曹洞宗教団の礎を作った祖師―
講座概要
講座番号 | F241001 |
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曜日 | 土曜日 |
開講期間 | 2024/10/26(土) |
時間 | 10:00~11:30 |
受付期間 | 2024/09/02(月)~2024/10/19(土) |
受講料 | 一般:1,000円,在校生・教職員:1,000円,卒業生:1,000円 |
実施方法 | 対面 |
会場 | 深沢キャンパス 120周年記念アカデミーホール |
講師 | 佐藤 秀孝 |
講座の内容
鎌倉後期に永平寺道元(1200‐1253)の教えを継承した瑩山紹瑾(1264‐1325)の生涯とその教えを分かり易く説明する。瑩山は能登(石川県)に洞谷山永光寺と諸嶽山總持寺(明治期に横浜へと移転)を開き、曹洞宗を北陸の一角から全国規模の仏教集団へと導く原動力となった。曹洞宗では仏教の開祖釈迦牟尼仏に永平道元(高祖承陽大師)と瑩山紹瑾(太祖常済大師)を併せて「一仏両祖」と称する。
室町・戦国時代に全国展開を果たした曹洞宗、その大発展の母体を作った瑩山紹瑾の生涯と菩薩道の実践を通して、その現代的課題を考える。道元に比して知名度が低い瑩山ではあるが、この人が世に出なかったら、曹洞宗は大教団に変貌することはなかった。慈悲深い瑩山の生きざまを通して、曹洞宗発展のカギを探る。
講座スケジュール
講師紹介
- 佐藤 秀孝
- 駒澤大学 名誉教授
- 昭和51年3月 駒澤大学仏教学部卒業
昭和56年3月 駒澤大学大学院 仏教学専攻博士課程満期退学
昭和56年 大本山永平寺僧堂安居
曹洞宗宗学研究所所員を経て
昭和62年より新潟県十日町市松代 少林寺住職
平成2年4月 駒澤大学仏教学部の教員となる
令和6年3月 駒澤大学を退職