食べることは生きること!―日本の食と農を考えるー

受講申込

講座概要

講座番号 D260101
曜日 月曜日
開講期間 2026/01/05(月)2026/02/15(日)
時間 00:00~23:59
受付期間 2025/08/18(月)2026/01/18(日)
受講料 一般:4,000円,在校生・教職員:4,000円,卒業生:4,000円
実施方法 オンライン
会場 オンデマンド配信
講師 三浦 佳子
河原林 孝由基

講座の内容

【講座概要】
 令和の米騒動をはじめとして食と農に対する世の中の関心が高まっています。食生活の大切さを学び、
 日本の農政・農業について紐解き、これからの食と農の在り方について一緒に考えましょう。

【本講座のねらい(到達目標)】
「人生100年」は健康であればこそ。日々の食事に関心を持ち、たべものを見つめ直すことにつなげてください。
 食と農に対する理解が深まり、自らの食生活や農業・環境・社会との関わりを考える契機となり、
 必要に応じて見直していく動機づけとなることを期待します。"

講座スケジュール

実施日 講座タイトル 講座詳細
1 2026/01/05(月) 食べることは生きること ① 一日一日が健康貯金 「あなたの身体はあなたが食べたものでできています」毎日何を食べていますか?どこで?何を?誰と? 美味しいと感じましたか? 単に空腹を満たしただけですか?日々の食事を振り返りながら、その食べ物はどこからきているものか?バランスの良い食事ととは?あふれる食情報に惑わされず、健康でいられる食生活について改めて考えてみませんか? 
2 2026/01/05(月) 食べることは生きること ② 身近な冷凍食品を通して 現代の食に欠かせなくなった「冷凍食品」その歴史は1世紀前に遡ります。凍っていれば冷凍食品ではありません。冷凍食品とは何か?その必須条件や特徴、上手な買い方、使い方、保存方法など、身近な冷凍食品を上手に使いこなし、「手抜きではなく手間抜き」で頼れるものには頼って、忙しい毎日でもバランスよく充実した食生活を送りましょう。
※スマートフォンアプリのご紹介(https://www.reishokukyo.or.jp/app/)
3 2026/01/19(月) 持続可能な農業・地域を考えるにあたって-現代農業の光と影- 気候変動や生物多様性の喪失、過疎や超高齢化の進行によって食と農の基盤が脅かされ、感染症や戦争、分断がそれにいっそうの拍車をかけています。近年、食料・農業・農村をめぐる社会的な価値や位置が大きく転換し、現代社会のなかで食や農が有する多面的な意義を改めて問い直す機運が高まっています。そこで、持続可能性をキーワードに内外の動向について、その背景も含めて解説します。
4 2026/01/19(月) 持続可能性への農業政策のアプローチ
-「食料安全保障」と「環境と調和のとれた食料システム」を中心に-
農政の憲法といわれる「食料・農業・農村基本法」が25年ぶりに改正となり、国民一人一人の「食料安全保障」を基本理念の中心に、また「環境と調和のとれた食料システム」を新たな基本理念に掲げました。そこで、食料・農業・農村にかかわる諸問題に対して農政はどのような課題認識と方向性をもって対応しようとしているのか、米・野菜の価格高騰等の事象も含めて解説します。

対象レベル

初級

講師紹介

三浦 佳子
(一社)日本冷凍食品協会広報部長、消費生活コンサルタント、駒澤大学 経済学部 商学科 非常勤講師
略 歴:
昭和56年~ 文部科学省所管 (財)日本視聴覚教材センター 企画室長
平成14年~ 経済産業省所管 (財)日本消費者協会 広報部長
平成22年 10月より現職
令和 6年 4月より 駒澤大学経済学部 非常勤講師兼務

<外部委員>
総務省 情報通信審議会 情報通信技術分科会衛星システム委員会委員
郵政行政審議会 郵政行政分科会委員
経済産業省 「製品安全対策優良企業表彰」 審査委員
経済産業省 「リコールハンドブック改訂委員会」委員
(独行)製品評価技術基盤機構 事故動向等解析専門委員会審議委員
電気製品認証協議会 幹事長代理、広報部会長 ほか

三浦 佳子

河原林 孝由基
㈱農林中金総合研究所 主席研究員、駒澤大学 経済学部 経済学科 非常勤講師
北海道大学大学院農学院博士後期課程単位修得退学
農林中央金庫を経て現職。「持続可能な農業・地域」をテーマに調査・研究に従事。

河原林 孝由基