文化とグローバリゼーションの20世紀からの中・長期的展望アングロサクソン文化・シンガポール文化・中国文化・日本文化と21世紀の展望
講座概要
講座番号 | D251101 |
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曜日 | 月曜日 |
開講期間 | 2025/11/04(火)~2025/12/15(月) |
時間 | 00:00~23:59 |
受付期間 | 2025/08/18(月)~2025/11/16(日) |
受講料 | 一般:4,000円,在校生・教職員:4,000円,卒業生:4,000円 |
実施方法 | オンライン |
会場 | オンデマンド配信 |
講師 | 川崎 賢一 |
講座の内容
【講座概要】
20世紀から21世紀の最初の四半世紀にかけて、グローバリゼーションが進行し、それに伴い、文化システムが大きく変化(トランスフォーメーション)してきました。本講座では、それを、その変化の中心を担ってきた、イギリス・アメリカ文化、シンガポール文化、中国文化、日本文化、に絞って、その変化の中・長期的概要を論じます。
【本講座のねらい(到達目標)】
本講座では、グローバルな秩序と文化システムの変化を、細部ではなく、全体的な枠組みを具体的に理解することを目標としている。
講座スケジュール
回 | 実施日 | 講座タイトル | 講座詳細 |
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1 | 2025/11/04(火) | アングロサクソン文化とグローバリゼーション:近代化とグローバリゼーション | 20世紀のグローバリゼーションは、主に、アメリカとイギリスにより引き起こされました。その軌跡を、欧米の近代化・アメリカ文化の特色・イギリスとアメリカの国際関係などの観点から、整理します。 |
2 | 2025/11/04(火) | シンガポール文化とグローバリゼーション:リトマス試験紙としてのシンガポール | シンガポールは過去30年余りで、グローバリゼーションに対応した文化と文化制度を確立しました。グローバリゼーションに巧みに対応してきた歴史とその要因を含めて、欧米サイドとアジアサイドの両方から分析します。小国ではあるが、考察に値する興味深い例です。 |
3 | 2025/11/17(月) | 中国文化・日本文化(その1)とグローバリゼーション:米中対立の行方と日本の対応 | 21世紀のグローバリゼーションの新しい主人公の中国とその文化について、概要と米中関係を考察します。そして、中国文化から多大な影響を受けた日本文化との関係とその特色について概観します。 |
4 | 2025/11/17(月) | トランスフォームする日本文化(その2)とグローバリゼーション:その本質と将来 | 日本文化の特色について、グローバルな文脈で整理します。それから、21世紀のグローバリゼーションの今後の展開と中核的な論点を提示します。特に、地球環境激変・グローバルな地政学的変化・人新世の諸課題・宇宙への進出の意味と課題、等について詳しく論じます。 |
対象レベル
中級
講師紹介
- 川崎 賢一
- 駒澤大学 名誉教授
- 北海道大学文学部・東京学芸大学教育学部・駒澤大学文学部・GMS学部を歴任(1980年より2024年)、英国ブリストル大学・英国ノッティンガムトレント大学・シンガポール南洋工科大学・シンガポール国立大学・上海社会科学院にて客員研究員